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あなたは皮下脂肪と内臓脂肪の違い解りますか?3つの見分け方と落とし方を解説

下記の悩みを抱いてる方向けの記事

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皮下脂肪と内臓脂肪の違いってなに?

皮下脂肪と内臓脂肪の見分け方が知りたい。

脂肪がつく原因と落とし方が知りたい。

 

今回は上記の疑問について解説します。 

最後まで読んでいただければ上記の疑問を解決できます。 

 

この記事の信頼性

筋トレ歴6年

現在も筋トレを継続中

 

皮下脂肪と内臓脂肪の3つの見分け方

 

体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。これらの名前を耳にしたことのある方は多いと思いますが、具体的な違いまではご存知でしょうか。

 

ポイント

  • 皮下脂肪
    皮膚の下にある脂肪のこと。衝撃から身を守るクッションになったり、寒さを防ぐ断熱材の役割を果たしたりします。
  • 内臓脂肪
    胃や腸の周囲に溜まる脂肪で、肝臓で消費されるエネルギー源になるものです。

 

その他の違いとして、男性につきやすいのが内臓脂肪で、女性には皮下脂肪がつきやすいことも特徴。

 

脂肪の溜まる部位は違うものの、お腹の出っ張りなどはどちらが原因か一見しただけでは分からないかもしれませんね。

 

以下で皮下脂肪と内臓脂肪の見分け方をご説明しますので、自分はどちらで太っているか判断する基準にしてみてください。

 

体型で判断する|洋ナシ型かリンゴ型か?

皮下脂肪と内臓脂肪どちらが肥満の原因になっているかは、体型である程度見分けることが可能です。

 

注意ポイント

  • 洋ナシ型
    下半身が太くなる「洋ナシ型」は皮下脂肪によるもの。もともと皮下脂肪が集中している部位は太ももやお尻なので、皮下脂肪タイプの肥満は下半身を中心として大きくなる傾向があり、洋ナシのような体型になるのが理由です。
  • リンゴ型
    内臓脂肪による肥満はお腹の周囲が太くなる「リンゴ型」。胃や腸の周囲に溜まる脂肪なので、量が増えると手足に対してお腹だけが目立つようになります。

 

体のシルエットがなら皮下脂肪、◯なら内臓脂肪が外見上の見分け方になると覚えておきましょう。

 

皮膚を触って判断する|硬いか柔らかいか?

お腹周りが太いものの体型だけで判断が難しいケースは、つまんだり感触を確かめたりする見分け方を試してみてください。

 

皮下脂肪は皮膚の下にあることから、脂肪ならではの柔らかさを感じやすく、容易につまむことができます。

 

胃腸周囲につく内臓脂肪は直接感触を確かめることができませんが、お腹の張り具合で判断可能。増えた脂肪が内側からお腹を膨らますので、パンパンに膨らんだ風船のように弾力性のある硬さになることが特徴です。

柔らかい肥満は皮下脂肪、固太りは内臓脂肪というように覚えておきましょう。

 

皮膚の表面温度で判断する|温かいか冷たいか?

皮膚に触れてみて感じる温度も皮下脂肪と内臓脂肪の見分け方になります。目安として、温かく感じれば皮下脂肪、冷たく感じたら内臓脂肪だと考えましょう。

 

皮下脂肪が温かいと感じるのは、防寒の働きがあって体を保温するから。体の表面に近いこともあって、脂肪そのものの温度を感じることも理由の一つです。

 

冷えているように感じたら内臓脂肪。増えすぎた脂肪によって胃腸が弱り、体を冷やしてしまうことになるからです。

 

ただし、他の要因によって感じ方が異なることも。脂肪によってこのような傾向が生まれるという考え方で理解してください。

 

皮下脂肪や内臓脂肪がつく原因は?

 

皮下脂肪も内臓脂肪どちらも、余分に溜まってしまう原因となるのは、主に以下の2つ。

 

原因

  • 食べすぎ
  • 運動不足

 

皮下脂肪と内臓脂肪はどっちが落ちやすい?

 

皮下脂肪と内臓脂肪は落としやすさにも違いがあります。落としやすいとされているのは内臓脂肪のほう。

 

内臓脂肪は胃や腸の周りにあって太めの血管と接していることから、血流に乗って運ばれやすく、肝臓ですぐエネルギーとして消費されます。

 

一方、皮下脂肪は消費されにくい場所に溜まるため使われるまでに時間がかかり、内臓脂肪が減ってからようやく消費が始まります。

 

内臓脂肪で太っている方はダイエットの結果がすぐ出やすく、皮下脂肪で太っている方はかなりの努力が必要と言えるでしょう。それぞれの落としやすさを把握して、効率の良いダイエットに取り組んでみてください。

 

皮下脂肪と内臓脂肪の落とし方

 

効果的にダイエットするには、皮下脂肪と内臓脂肪の性質を理解して適切なアプローチをしていくこと。

 

ここでは、ダイエットを成功に導く3つのポイントをご紹介します。

 

特に複雑ではないアプローチなので、ぜひ意識して取り組むようにしてみてください。

 

低カロリー高タンパクな食事を意識する

体脂肪の減らし方で基本となるのは食事内容の見直し。増えやすく減りやすい特徴をもつ内臓脂肪へは特に有効なアプローチになりますよ。

 

食事のメニューは脂質や糖分の多いものを避けて低カロリーにすること。また、筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が低下し効率的なダイエットが難しくなるため、大豆製品やささみ肉など高タンパク食品は積極的に摂取しましょう。

 

もちろん栄養素を気にしていても自分のカロリー消費量をオーバーしては意味がないので、食べ過ぎないように気をつけてくださいね。

 

有酸素運動を習慣化する

有酸素運動は脂肪を効果的に燃焼させることができるため、落とし方としては理想的。体を動かして脂肪を落とすなら、トレーニングメニューに有酸素運動を加えてみましょう。

 

有酸素運動で代表的なものは以下。

 

ポイント

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • サイクリング
  • 水泳
  • エアロビクス

 

ウォーキングやジョギングは取り組みやすい有酸素運動なのでおすすめ。運動が苦手な方やトレーニングに長く時間を割けない方は、生活の中で体を動かすように意識してください。

 

例えば、通勤通学の道のりは歩くようにし、買い物をする時も時間をかけて動き回るようにするだけでもOK。脂肪の燃焼効果はよくなり、余分な脂肪を落とすことができます。

 

積極的に動くことを習慣化し持続させることに意味があるので、自分のできる範囲で頑張ってみてください。

 

筋トレをして、基礎代謝を高める

皮下脂肪が増える理由として基礎代謝の低下があります。基礎代謝は生命維持に必要なエネルギーを生み出すためのもの。基礎代謝が高いと安静にしていても皮下脂肪の消費量が増えます。

 

基礎代謝の低下を招くのは筋肉の衰えなので、筋トレで筋肉量を増やすのは皮下脂肪の減らし方として理にかなったものといえるでしょう。おすすめの筋トレは以下の通りです。

 

  • スクワット
  • プッシュアップ
  • ランジ
  • インバーテッド・ロウ
  • プランク

 

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まとめ

皮下脂肪と内臓脂肪の違いを知らないままダイエットしても、実感できるだけの効果はなかなか得られません。

 

それぞれ役割や性質は違うので、落とすためにはそれに合った減らし方を行うこと。

 

今回の記事を参考に、肥満の原因となっている体脂肪がどちらであるか種類を見分け、効率の良いダイエットに取り組んでみてください。

 

というわけで今回は以上です。

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