下記の悩みを抱いてる方向けの記事
筋トレした後に眠くなるんだよねー。
筋トレした後に眠くなる理由って?
眠気に襲われた時の対処法が知りたい。
今回は上記の疑問について解説します。
最後まで読んでいただければ上記の疑問を解決できます。
この記事の信頼性
筋トレ歴6年
現在も筋トレを継続中
Contents
筋トレ後は眠くなりやすい
筋トレ後に訪れる眠気は、なかなか抗いにくいもの。筋トレの直後だけではなく、その翌日にまで影響が及んでしまうこともあります。
実は、筋トレの後に眠くなってしまう人はかなりの割合に上ります。
実は、筋トレ後には眠くなりやすい条件がたくさん揃っていて、どうしてもうとうとしてしまうのは、ごくごく自然なことなのです。
筋トレ後に眠くなる5つの理由
筋肉を鍛えるためトレーニングを行っている人が、悩むことになりがちな眠気。
せっかく理想の身体を手に入れるために努力を重ねていても、眠気が筋トレや、それ以外の生活の邪魔になってしまうと、トレーニングそのものを断念してしまうことになりかねません。
では、この眠気にはどんな理由があるのでしょうか。
今回はまず、筋トレ後に眠くなる理由を解説します。
トレーニングそのものが眠気で億劫になってしまわないためにも、ご参考いただければ幸いです。
トレーニングによる疲労感によるもの
筋トレ中にきちんと身体を使えば使うほど、その分疲れが蓄積。
強度の高い運動をして疲れると、筋線維が一度破壊されるため、身体はそれを修復しようとエネルギーを求めます。その結果、脳が「休んで修復用のエネルギーを溜めろ」と指令を出し、眠くなるというわけです。
疲れたら眠いと感じてしまうのは、道理に適っていますね。
糖分不足が起きているから
人間の身体は、食事をして取り込んだ糖分の一部を、グリコーゲンという形に変えて溜め込んでいます。
筋トレをする時、このグリコーゲンはエネルギーとして消費されます。結果として体内の糖が失われ、血糖値の低下を招いてしまうのです。
血糖値が下がれば脳に回すためのエネルギーが足りなくなるため、頭がボーッとして強い眠気と認識されることになります。
交感神経から副交感神経へとシフトするから
人体は、交感神経と副交感神経がバランスをとり、その時に合ったコンディションへと調整されています。
運動をする時、一般的には交感神経が優位に働き、身体の感覚や動きを活性化。逆に筋トレを終えてクールダウンを始めると、副交感神経が優位になり、身体を休めるモードに移行します。
当然身体を休めるためには睡眠が必要なので、自然と眠気に襲われてしまうでしょう。
成長ホルモンが分泌されるから
筋トレをすると、血中の乳酸濃度が上昇して、成長ホルモンの分泌が促されます。
成長ホルモンは、筋肉を作るために大きな役割を果たし、体脂肪の分解にも関わる重要な要素。
しかし、本来成長ホルモンは、睡眠をとっている時に分泌されることが多いもの。その分泌により、深い睡眠を促されてしまうことがあると言われています。
体温が急激に下がるから
体温は、睡眠に密接に関わっています。
運動をすると基本的に体温が上昇し、止めると同時に急激に低下します。これは夜に眠気を覚えるメカニズムに非常に似ていて、昼から夜にかけて生理的に起こる体温の低下が、筋トレ後疑似的に発生するのです。
その結果、脳は「夜だ、眠ろう」と勘違いを起こし、強い眠気を引き起こします。
筋トレ後の眠気を解消する4つの方法
トレーニング後に眠ってしまっていいような状況は、その実そんなにはないもの。なんとか一日を終えるまで、しっかりと活動をしたいですよね。
そこで次の項目から、トレーニング後の眠気対策を解説していきます。
これでもう、筋トレ後にうとうとしてしまうこともありません。
トレーニング前に糖分やタンパク質を摂取しておく
トレーニング後、低血糖や成長ホルモンの分泌のせいで眠くなります。それを治めるための栄養をとっておきましょう。
チョコレート、キャンディなどで糖分をとっておけば、低血糖の上昇を防げます。また、筋肉の修復を助けるため、プロテインで糖分とタンパク質を摂取しておくのも大変有効です。
どちらも運動後、筋肉を成長させるためにも必要不可欠な栄養素である上に、眠気への対策ができます。
トレーニングの負荷を軽めする
現状のトレーニングの負荷が高すぎて、疲労から眠気が来ているということも考えられます。
その場合トレーニングの負荷を少し軽くすることも対処法の一つです。
- ランニングをウォーキングに変更する
- サーキットのセット数を減らす
- マシンを使用しているのなら負荷を一つ落とす
- ダンベルやバーベルなどの重量を軽めにする
など工夫してみましょう。
まずは自分に合ったトレーニングで留めて、強い疲労感を溜めて眠気が来ないように負荷を調整しましょう。
コーヒーなどでカフェインを摂取する
カフェインを摂取すると、興奮作用により眠気が冷めることがわかっています。カフェインの効果が表れるタイミングは個人差がありますが、最も作用が大きくなるのは1時間~2時間後のため、トレーニング前に飲んでおくのが良いでしょう。
カフェインが多く含まれている代表的なものは、コーヒー、紅茶、緑茶などの飲み物です。また、先立って糖の摂取のために挙げたチョコレートも、比較的カフェインを多く含むお菓子です。
利尿作用もあるため飲みすぎには注意が必要ですが、他の飲料と併せて適量を摂ると、眠気への良い対処法となるでしょう。
眠する時間を確保する
眠いのならば、思い切って仮眠をとってしまいましょう。筋トレで疲労した身体と脳を休ませることで、眠気を払うことができます。
おすすめの睡眠時間は15分~30分程度。
がっつりと眠ってしまうと、肝心の夜に寝付けなくなったり、睡眠モードに移行してしまって、その後起きていても身体がだるかったり、という事態が考えられます。
仮眠は、筋トレのみならず、その後の活動のクオリティも上げてくれます。時間を確保して、ぜひ試してみてください。
まとめ
トレーニングをした後にウトウトしてしまうのは自然なこと。思い切って仮眠することも大切ですが、時には寝てはいけない場面もあるでしょう。
そんな時は今回紹介した眠気対策方法をぜひ試してみて。
というわけで今回は以上です。