下記の悩みを抱いてる方向けの記事
運動後に体重が増えてしまう理由が知りたい。
運動後に体重が増えないようにするコツが知りたい
今回は上記の疑問について解説します。
最後まで読んでいただければ上記の疑問を解決できます。
この記事の信頼性
筋トレ歴6年
現在も筋トレを継続中
Contents
運動後に体重が増加してしまう3つの理由
汗をかき、エネルギーも多く消費したはずなのに、なぜか次の日体重が増加してしまった時に「なんで?あんなに頑張ったのに無駄だったの?」と思うことがありますよね。特にダイエット目的などで運動している場合はやりきれなくなってしまうでしょう。
でも、体重が増えたからと言って必ずしも太ったとは限らないのです。
ここでは、運動後に体重が増加する理由について解説します。原因さえわかれば対処の仕方も見えてくるものですよ。
運動後に体重が増加する理由
- 代謝が低下して水分を溜め込んでいるから
- 筋繊維の修復のために、水分が必要だから
- 運動後に油断して食べすぎてしまったから
代謝が低下して、体内に水分を溜め込んでいるから
体内で生み出された老廃物は血流によって排出されますが、運動後は多くの細胞が破壊されることで、その老廃物の量が過剰となって代謝が追いつかない状態になります。
さらに、汗をかいて水分不足になり、血流が悪化することでよりいっそう代謝が低下。その結果、体内に水分を沈滞させる状態を招いて体重が増えてしまうのです。
人体は水分の多い血液が循環することで正常に保たれるシステム。それが滞ると、体は危険を感じて水を多く取り込んで循環を円滑にしようとすることも関係していると言えるでしょう。
これらは体の正常な働きのため心配する必要はありません。水を多く取るようにしていれば、そのうち代謝が戻って溜まっていた水分も排出され、体重も元に戻りますよ。
筋繊維の修復のために、水分が必要だから
筋肉は運動によって破壊され、再び生成されるというサイクルを繰り返すことで発達していくもの。その破壊された筋繊維の修復過程において、炎症を癒すために体に水分を溜め込むことによって一時的に体重が増えます。
ハードなトレーニングを行った翌日に体重が増えた場合は、この体のメカニズムによるものかもしれません。特に筋肉痛や筋肉が熱くなるという症状がある時は、その可能性が高いでしょう。
この原因なら心配はご無用。しっかりとしたトレーニングできている証拠と言えます。
運動後に油断して食べすぎてしまったから
人が太るか痩せるかは、摂取カロリーと消費カロリーのバランスによって決まるもの。いくら運動したからと言って、摂取量が多ければ体重が増えるのは当然です。
「あれだけトレーニングしたんだから、これぐらいは大丈夫かな」などと油断して、ご飯やお菓子を食べすぎませんでしたか。
ダイエットのために運動している場合、少なくとも摂取カロリーを増やさないようにしないと成功は難しいものです。
そのため、心当たりのある方は食事面の管理をもう一度見直しましょう。
運動後に体重が増えすぎない3つのコツ
運動した次の日に体重が増加する原因は、体の正常な機能によるものから油断による過食まで様々。いずれにせよ、せっかく痩せるために運動しているのに体重が増えるのは悲しいですよね。
そこでこれから、運動後に体重が増えすぎないようにするコツをお教えします。効果的に痩せるポイントにもなりますので、参考にしてください。
運動後に体重が増えないようにするコツ
- 塩分のとりすぎに注意する
- 脂肪燃焼に必要な運動量を計算する
- 食事は低カロリー&高タンパクを意識する
塩分のとりすぎに注意する
運動した次の日に体重が重くなってしまう原因は主に代謝の低下や水分不足のためですが、塩分の摂りすぎもその要因に。
体には塩分濃度を調整して一定にする働きがあるため、体内の塩分量が多くなるとそれを薄めるために水分を多く溜め込もうとする性質があります。
ただでさえ、エクササイズ後は汗をかいて水分量が減っているため、塩分濃度が高くなっている状態。塩分をとりすぎると代謝の低下と相まって、よりいっそう体に水が溜まってしまいます。
そのため、水分を溜め込んで体重を増やさないためにも、塩分の摂り過ぎには注意しましょう。
脂肪燃焼に必要な運動量を計算する
水分を溜め込むなど、体の修復や自浄作用以外の原因で体重が増えていることが疑われる場合は、トレーニングのやり方を見直すことも大切。考えられる要因の一つは脂肪燃焼に必要な運動量や負荷に達していないからかもしれません。
一般的に脂肪1kgを消費するためには7200kcal必要と言われています。毎日ランニングなどの有酸素運動で240kcal分消費すれば1か月で1kg減る計算になりますが、これは現在、体重の増減がないことが前提。
体重が増え続けている場合などは、摂取カロリーが消費カロリーを上回っている可能性が高いため、もう少し運動量を増やすか食べるのを控えなければ痩せられないでしょう。
それらを詳しく調べるためには、まず計算式や体組成計などを用いて基礎代謝量を知ることが得策です。ほとんど体を使わないデスクワークなどの方は基礎代謝量を1.2倍したものが1日の消費カロリー量の目安となります。
例えば基礎代謝が1500kcalなら、1800kcalが日常生活で消費するカロリー量を加えた数値という感じ。後は1日の摂取カロリーを計算して収支を出せば、どれだけ運動しなければならないかがわかることでしょう。
食事は低カロリー&高タンパクを意識する
ダイエットをする場合、できる限り摂取カロリーは抑えたいところ。そのため、運動後の体重増加の対策としても低カロリー食を心がけましょう。
また、基礎代謝がアップすればそれだけ消費カロリーが増えるため、高タンパクな食材も意識して取るようにしてください。筋肉が多くなれば基礎代謝量も増えますが、その筋肉の材料となるのはタンパク質だからです。
筋トレをする方はもちろん、たとえ有酸素運動しかしない方の場合でも、トレーニング中の筋肉減少を抑制するためにはタンパク質の摂取は重要となります。
おすすめの高タンパク食材は、赤身の牛肉や魚、鶏のささみや皮なし胸肉、豆類など。低カロリー食にするために、主食を米や麺、パンからオートミールや豆腐にするという方法もありますよ。
まとめ
有酸素運動や筋トレをした翌日に体重が増える理由の多くは体の正常な反応のため、それほど心配する必要はありません。
ただ、食べすぎによる場合も考えられるので原因を究明することは大切ですし、何よりダイエットのために運動している方にとっては、理由にかかわらず体重が減らないのは悲しいことでしょう。
そんな場合は、ご紹介した解消法を参考にしてください。きっと良い結果につながるはずですよ。
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