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便利なMacのショートカット一覧とショートカットを自作する方法

2022年8月8日

下記の悩みを抱いてる方向けの記事

悩んでる人

Macの便利なショートカットが知りたい
自分でショートカットを作成する方法が知りたい。
もっと作業効率を上げたい

今回は上記の疑問について解説します。

最後まで読んでいただければ上記の疑問を解決できます。

 

テキスト入力に役立つMacのショートカット一覧

Macには覚えておくと便利なショートカットキーがいくつも設定されています。今回はその中でも代表的なショートカットキーを紹介します。

 

パソコンでテキストの入力作業を行う場面は頻繁にあることから、できるだけ効率的にテキスト入力作業を行いたいと感じている人も多いことでしょう。

 

ここではテキストを入力する際に頻繁に利用するショートカットキーを紹介します。さらに常時利用するcommand(コマンド)キーやshift(シフト)キーの紹介も行います。

 

ショートカットキー 機能
command+C 選択したテキストのコピーを行う
command+X 選択したテキストの切り取りを行う
command+V コピペや切り取りをしたものを別の場所に貼り付ける
command+A 画面上の項目すべてを選択する
command+Z 操作を取り消し一つ前に戻す
command+Z+shift command+Zで一度取り消した作業を再び復活させる
command+F 検索したいキーワードを入力して表示させる
command+G command+Fで表示したキーワードを選択できる
command+G+shift command+Gで先に進めたキーワードを前に戻す
command + B 選択したテキストを太字にする

 

この中でも特に頻繁に利用するショートカットはcommand+C」や「command+Vです。これらをマスターすれば、同じテキストを何度も入力する手間を省くができるようになるのでおすすめです。

 

さらに「command+Z」や「command+Z+shift」を活用することにより、タイピングをミスした際の修復作業が格段に早くなります。

 

テキスト作成効率を一気に上げられるため、ショートカットをマスターするとよいでしょう。

 

資料作成に便利なMacのショートカット一覧

Macを利用して仕事を行う際、パソコンの中にある膨大な資料の整理に悩まされた経験がある方も少なからずいるのではないでしょうか。

 

Macで資料を作成する際、格段に作業効率が上がるショートカットキーを紹介します。

 

ショートカットキー 機能
command+shift+3 液晶画面全体をスクリーンショットできる
command+shift+4 選択した画面をスクリーンショットできる
command+O パソコンの内部にあるファイルを開く
command+P ファイルの中にあるページを印刷する
command+S ファイル上のテキストを保存する
command + delete 選択した項目をゴミ箱に移動する
shift + command + delete ゴミ箱を空にする

 

特にマスターしてもらいたいショートカットは、パソコンの画面をスクリーンショットできる「command+shift+3」と「command+shift+4」です。

 

スクリーンショットした画像を使って作業の確認をしたりメモがわりに利用したりすることが多いことから、これらのショートカットを使いこなせるようになることをおすすめします。

 

またファイルの整理に便利な「ゴミ箱」関連のショートカットキーも覚えておくと便利です。

 

作業効率がアップするMacのショートカットキー

パソコンでの細々した作業が多くなると、作業を終えるのに時間がかかるだけでなくパソコンにも徐々に負荷が掛かってきます。

 

できるだけ作業のプロセスを短縮化することによって、作業時間を短くするだけでなくパソコンに対する負担を減らすことも可能です。

 

ここからは作業効率を大幅にアップさせる便利なショートカットキーを紹介します。

 

ショートカットキー 機能
command+N 新しいブラウザを立ち上げる
command+N+shift プライベートモード(シークレットモード)のブラウザを新しく立ち上げる
command+T 現在使用しているブラウザ内に新しいタブを立ち上げる
command+W 立ち上げたタブを取り消す
command+option+W 現在画面上に立ち上げているブラウザをすべて閉じる
command+上矢印 現在表示されている画面の最上部へ移動させる
command+下矢印 表示されている画面の最下部へ移動させる
command+R ページを再読み込みする
shift + command + マイナス記号 (-) 選択した項目のサイズを縮小する
shift + command + プラス記号 (+)またはcommand + 等号 (=) 選択した項目のサイズを拡大する

 

インターネットを頻繁に活用するのであれば、「command+N」や「command+T」、「command+W」などは必須のショートカットキーと言えます。

 

これらを覚えておけば、即座にブラウザを立ち上げたり閉じたりできるようになります。

 

これらのショートカットキーを活用することで通常の作業工程を減らし、作業速度を大幅に上げることが可能です。

 

覚えておくと便利なMacのショートカット

ショートカットキー 機能
control + 電源ボタン ダイアログが表示され、再起動、スリープ、またはシステム終了のいずれかを選択
control + command + 電源ボタン 強制終了
control + command + メディア取り出しキー 再起動
option + command + 電源ボタン スリープ状態
control + option + command + 電源ボタン システム終了
control + command + Q 画面ロック

 

commandキーだけでなく、controlキーも比較的使用する場面が多いキーと言えます。

 

とくに強制終了のできる「control + command + 電源ボタン」や、再起動ができる「control + command + メディア取り出しキー」は覚えておくと便利です。

 

システム自体を終了する「control + option + command + 電源ボタン」も利用する場面が多いため、早めに覚えておくとよいでしょう。

 

Macのショートカットを作成する方法

通常Macには前述したショートカットキーがデフォルトで設定されています。

 

Macにはこれらのショートカットをカスタマイズして、自分オリジナルのショートカットキーを作成する機能が搭載されています。

 

ここではショートカットキーをカスタマイズする具体的な方法を紹介します。

 

まずは以下のステップでショートカットの設定画面へ移動します。その後以下の手順で作成します。

 

  1. システム環境設定
  2. キーボード
  3. ショートカットタブを選択
  4. 左のメニューから[アプリケーション]を選択
  5. [全アプリケーション]を選択し、[+]ボタンを押す
  6. [メニュータイトル]に名前をつける
  7. [キーボードショートカット]に好きなショートカットを入力
  8. [追加]をクリック

 

また設定画面において、現在のショートカットを変更するときは、変更したいショートカットを選択して、右側に表示されているキーコンビネーションをダブルクリックします。

 

編集窓が表示されるので、ここに自分の好きなショートカットを入力して変更することが可能です。

 

ショートカットキーが使えない原因と対処法

せっかくショートカットキーを身につけて使用しても、まれにショートカットキーがうまく作動しない場合があります。

 

ここではショートカットキーが使えない場合の原因をとその対処法について紹介していきます。

 

ショートカットキーが競合している

何らかのアプリケーションのショートカットキーが、ほかのアプリケーションのショートカットキーと競合していることで上手く作動しないケースがあります。

 

まずは以下のプロセスで、ショートカットキーの状態を確認しましょう。

 

  1. システム環境設定
  2. キーボード
  3. ショートカットタブ

 

キーボードのショートカットの横に警告を示す黄色のバッジが表示されていれば、ほかのショートカットキーと競合していることになります。

 

いずれかのショートカットキーを競合しないように編集して、設定を変更すると利用できるようになります。

 

使えないキーを設定している

ショートカットキーを新たに作成・設定するときに、以下のキーは利用できません。

 

  • Esc
  • Enter
  • Tab
  • Space
  • Shift
  • Printscreen
  • Backspace

 

作成したキーが上記のキーを使用していないか確認してみましょう。

 

アプリケーションのバージョンが古い

使用しているアプリケーションのバージョンが古いことで、ショートカットキーが機能しないケースがあります。

 

アプリケーションのバージョンを確認して、常に最新のバージョンに更新するようにしましょう。

 

まとめ

Macには多くのショートカットキーが設定されており、これらを上手く使いこなせるようになれば作業効率を大幅に高めることが可能です。

 

またフリーズなどを起こしたさいにMacを強制終了できる「option+command+ esc」や「option+command+ 電源ボタン」を覚えておくといざというときに役に立ちます。

 

ショートカットキーは覚えたり指が慣れるまではやりにくいと感じてしまいますが、一度覚えてしまえば間違いなく作業が楽になります。

 

今回の記事で紹介したショートカットキーを積極的に活用し、できるだけ多くのショートカットキーをマスターしてみてはいかがでしょうか。

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